前回:NUARL N6 Pro2 (21) + acoustune AEX07 / 程よい分離感

acoustuneから2022年4月に発売されたAEX50をNUARL N6 Pro2に使ってみました。
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まとめ

  • ダブルウイングにより耳に幅広く密着して安定感が増します。
  • ただしその分遮音性が高まるというわけでもないようです。
  • 中高音域に特性を割り振った音質で女性ボーカルや高音域の音の透明感のあるクリアな音が気持ちいいです。
  • 反面、男性ボーカルは少々埋没する傾向があり、低音も控えめです。
  • 音場はBlockEar+と同等以上の広がりがあります。
  • ダブルウイングが音場の広さや定位感にも影響しているようです。
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acoustuneのフラグシップイヤホンに付属のイヤーピース

AEX50はSHO-笙-と言うacoustuneのフラグシップのイヤホン(2022年4月現在)に付属のイヤーピースです。
人の肌と同程度の柔らかさを持つ素材のSMP iFitを採用して、耳への違和感が少ないイヤーピースとされています。
形状もダブルウイングとう独自の形状をしていて、耳へ幅広く密着してとりわけ外耳道の出口付近でのフィット感を向上させています。

AEX50についてはこちらにて記事にしています。

acoustune AEX50 / フラグシップモデルのイヤーピースの単体発売

N6 Pro2の最初の記事はこちらです。良ければこちらも読んでいただければ嬉しいです。

NUARL N6 Pro2 (1) / 全体的に高精細な音の伸びとHDSSによる音の広がりがすごい

イヤーピースをイヤホンへ装着

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写真の上側は付属のBlockEar+をつけた状態、下側はAEX50をつけた状態を撮影したものです。
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こちらはAEX50をつけた状態の右側のイヤホンを色々な角度から撮影したものです。
AEX50はBlockEar+と比べて1サイズずつ小さいイヤーピースになっているので、今回はBlockEar+は12.6mmのMサイズを使い、AEX50は12mmのLサイズを使用しました。使用したのはどちらもMサイズを利用しました。

BlockEar+の形状もわりと独特なのですが、AEX50の形状もとてもダブルウイングという長短の翼のような形状のパーツがついています。
このダブルウイングは、イヤホンをつけた時に顔の前の方に短い翼が、顔の後ろの方に長い翼が向くように取り付けるそうです。
これ、イヤーピースの箱に日本代理店によるacoustuneのイヤーピースの説明ページにも説明がないんですよね
どうつけるのが正しいのだろうと思って調べていて、オーディオ機器販売をされているフジヤエービックさんのSHO-笙-のレビューページで書いてあるのをみて判明しました。

おそらくSHO-笙-を購入した場合には説明書等に書いてあるのでしょうけど、AEX50は外箱とイヤーピースのケースとイヤーピースしかないので使い方については書いてありませんでした。
向きには一応ご注意ください。

素材はBlockEar+よりもAEX50の方が気持ち柔らかいと思いますが、ほぼ同じぐらいです。
ただ、AEX50の方は潤いのある肌のような吸い付きもあるため感触が良くて柔らかくも感じます。もちもち肌です
同じぐらいの柔らかさということもあって、イヤーピースのつけやすさも外しやすさも同じぐらいで押し込めば簡単につけられ、斜めに少し強めに引っ張れば簡単に外れます。
とはいえ、イヤホンのノズルと噛むイヤーピースの軸の根本部分の太さは3.7mmとなっていてBlockEar+の4.0mmより狭くなっていることもあり、柔らかくても十分な力で固定されているので使用中に外れる心配はなさそうです。

イヤーピースの先の穴の大きさではAEX07と同様データがないので不明ですが、目測して比べたところではBlockEar+とほぼ同じ5.1mm前後ではないかなと思います。先端の形状もBlockEar+の方が丸みを帯びてはいるものの似た形状になっていますね。

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BlockEar+(Mサイズ)は高さが8mm、AEX50(全サイズ)も8mmと同じ高さになっています。AEX50側には翼がついていて幅広で充電ケースにはいるのか不安になりますが、実際入れてみたところ無理に織り込まれる様子もなく、問題なくケースに収めることができています。

イヤホンを耳に装着

もちもちです。モッチモッチ。
ダブルウイングということでイヤーピースとしては体積が大きいので、耳の中では存在感がかなりあります。とはいえ肌のような柔らかさと吸い付きのため痛いという感じではなくなんというか吸い付くように耳が塞がれているという感覚になります。

ピッタリくっつくのでさぞかし遮音性が高いんだろうなと思うとそこはちょっと肩透かしを食らいます。もちろん、十分な遮音性の高さはあるのですが、BlockEar+と比べて高まってるかというとどうでしょう。
むしろ人の声などは少し聞こえやすい気がします。音量はだいぶ小さくなりますけども、BlockEar+より目立っている印象はありました。

サウンドの感想

N6 pro2とAEX50の組み合わせは高音寄りの音が得意なイヤーピースという印象です。
女性ボーカルのあたりから上の音域はとてもクリアで艶のある音なのでとても綺麗に聞こえ、定位感もしっかりしているのでBlockEar+よりもボーカルが前方から聞こえる感覚を得られます。
反面、男性ボーカルから下の低音寄りの音は決して音が汚いというわけではないのですが、定位感がぼやけてしまい頭の中で響くような音になりがちです。
そのためか、男女のデュエット曲などは女性ボーカルに埋もれてしまって男性ボーカルが溶け込んでしまいがちです。

AEX07の時に感じたような分離感もなく低音も普通に鼓膜で聞くような音なので迫力というところでは弱くて物足りないという人もいるかもしれませんね。

ちょっと残念なイヤーピースみたいな書き方をしてしまいましたが、全体的にフラットに近くて高音寄りな音なのでハイレゾ音源などを聞くのに適した高音質な音が楽しめるイヤーピースではあると思います。

これで聞くCapSuleが結構好きです。

前後逆にしてみると……

余談ですが、AEX50の前後を逆にして長い翼を耳の前に来るようにして音楽を鳴らすとどうなるか試してみたのですが、音場の前後が逆になるような音になりました。
まるで後ろで音が鳴っている……というと左右も変わるからちょっと違いますね。なんとも不思議な音になります。ちょっと頭が混乱するのか酔ってくるのであまりお勧めしません。
ある意味、このウイングがJIJUFINのように前後の判定を認識させるための効果があるのかもしれませんね。なので、短い翼の方を耳珠の方を抑えるようにすると音場がいい感じに広がります。前後ということだけでなく、その辺りも意識するといいかなと思います。


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以上、NUARL N6 Pro2でacoustuneのAEX50をつけてみた感想でした。
方向性はもっと違うものなはずですが、AEX07の方が低音も楽しんで、AEX50は高音を楽しむイヤーピースという感想でした。
高音域の音のクリアさと定位のしっかりとした感じがとても魅力的なので興味があれば購入されても損はないと思いますよ。

こんな記事ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。


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