今回はAVIOTの2024年ハイエンドモデルのTE-W1を購入しました。
TE-ZX1は欲しいけど買えないよー……って思ってたらTE-J1クラスのモデルにもIEM風筐体が採用されたので飛びついた……のですが、色々あって積んでました。
だいぶ時期外してしまいましたが、レビューしていこうと思います。
まとめ(AI要約)
- AVIOTのハイエンドモデルTWS、TE-W1はデュアルドライバを同軸配置し、高音質と安定した装着感を提供します。
- 本体ソフトウェアアップデート、バッテリー残量確認、ANCの切替など、SOUND MEアプリを使ってさまざまなカスタマイズが可能です。
- 音質は重低音モデルで、低音好みの人にはピッタリハマるバランスです。しかし、高音域の伸びは若干劣ります。
- イヤーピースは背の高いTallタイプと背の低いShortタイプが付属し、音質と装着感が異なります。どちらを使うかは耳に合う方を選択することが推奨されます。
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ダイナミックドライバーを同軸上に2基配置した'24ハイエンドモデル
TE-W1は2024年3月2日に発売された、AVIOTのハイエンドモデルTWSです。
グレード的にはこの上にさらにTE-ZX1というフラグシップがありますね(欲しい)
TE-W1は'23のフラグシップTE-Z1PNKで培った同軸配置されたデュアルドライバやIEMのような耳を保護し安定感も高い形状のシェルといった技術が取り入れられ、'23ハイエンドモデルのTE-J1でも採用された金属ノズルによる高音質化も引き続き採用されています。
ちなみにメッシュはナイロン製。
'23のモデルがあったからこそTE-W1があるという'24のハイエンドモデルに相応しいモデルになっていますね。
タッチ操作
TE-W1はシェルの凹凸のラインが入っているところにタッチセンサーがあり、タッチによる操作が可能です。
また、スマホのAVIOT MEアプリから操作を細かくカスタマイズ可能。特に他のTWSを使っててそのタッチ操作に慣れていたりするとありがたい機能ですね。
以下はデフォルトのタッチ操作です。
アプリ操作
先ほども触れましたが、SOUND MEというスマホ向けアプリを使ってカスタマイズや操作をすることができます。
- 本体ソフトウェアアップデート
- バッテリー残量確認
- ANC/外音取込/OFFの切替
- ANC・外音取込のレベル調整
- 3Dスペーシアルオーディオの切替
- タッチ操作のカスタマイズ
- イコライザ設定
- ゲーミングモード切替
- 位置情報履歴確認
ANCの切り替えは3モードの切替になってたりすると2回切り替えて時間がかるなんて事があるのですが、アプリだと直接変更できるのでちょっと便利です。
ゲームモードは接続の安定性や音質を抑えて低遅延にするモードです。AVIOTのTWSの多くはアプリからしか切替できないんですよね。
位置情報履歴は、AirTagというようなものではなく、自分のスマホとの接続が解除された時の位置情報が履歴として記録されて確認できるものです。
簡易的なものなので電車の中におき忘れるなど移動中に紛失すると無力ですが、家に忘れた、学校・職場に忘れたってのを確認できるのは結構便利ですよ。
レビュー
都合でなかなか書き上げられなかったので結果的にですが、1週間ほど使ってみたレビューをしてみます。
装着感
やはりこの形状はとても耳に安定しますね。
ボディが大きいので見た目が一般受けしにくいところはありますが、IEM形状のために耳をしっかり覆うように固定されるため首を強めに振っても耳の中でズレにくく遮音性も十分高くて騒音のひどいところでもなければANCなくても十分静かに感じます。
ANCの効き具合
元々遮音性が高いボディですが、ANCはAirPods Proほどではないにしても結構しっかりと効果が出ます。特に雑踏などで人が歩く音などが消えやすく感じました。
ただ、家の中とか比較的静かな環境でANCを有効にすると右側のイヤホンから「タタタタ」という感じの素早いクリック音のようなものがなっているのが聞こえます。
ある程度うるさい騒音の中だったりコントロールアプリに接続していたりすると消えるのですが、静かな環境ではちょっと気になってしまうかも。
もしかしたら私の個体的な不具合かもしれませんけども。
外音取込の効き具合
中音域を強調している感じがあるのでそこまで自然な感じはないのですが、低品質マイクのようなノイジーさは少ないので人の声は聞こえやすい印象です。
買い物等で会話に一時的に有効にするのはアリかと思います。
マイク入力
マイク入力の音自体はクリアさもあり声も普通の音量で喋って会話できるような場面ではとても聞き取りやすい音声になるようです。
ただ、騒音が大きい時は苦手みたいですね。近くで大きな音が鳴っていると声を拾わず騒音の方を拾ってしまいがちでした。使う場所は選びそうですね。
マイクの風切り音
マイクから音を拾ってしまう関係で風切り音はどうしても避けられないわけですが、一番風の影響を受けやすいのは外音取り込みモードでした。風の音まで強調してしまってるようで結構大きなノイズになります。
ANCは外音取り込みほどではないのですが、ある程度風の音を拾ってノイズになってしまってるのがわかります。
当たり前と言えば当たり前ですが、気になるようならANCも外音取込も有効にしないノーマルモードにするといいと思います。
3Dスペーシアルオーディオ
音場の立体感を出して臨場感のあるサウンドを楽しめるという機能ですが、個人的にはいまいちでした。
確かに左右の空間に広がりを感じることはできるのですが、正面が逆に近くなってしまいます。
元々ノーマルの状態で奥行きの定位感がそこそこあるので、有効にする事で逆に狭く感じました。
あと、有効にするとボリュームが1〜2段階上がるのでどことなく臨場感がそれで誤魔化されてる?って感じる部分もありました。
センターの音が近くなりがちなので、センターを意識しないサウンドトラックのようなものはいいかもしれませんね。映画などのサラウンド感を楽しむって用途にはあまり向いていない気がします。
音質
結構ガッツリな重低音モデルですね。
中高音域の音を重視していたTE-J1の後継モデルと思うと全く違うのでその辺りは注意してください。
デュアルダイナミックドライバーによって重低音系の音でも中高音域の音もしっかりとした音像があり全体的には迫力がありつつも解像度の高い音を楽しめます。
ただし高音域の音単体で見た場合は伸びがあまりなくLDACでも突き抜けるような高音域は表現できていません。
それどころか、高音域改善のエージングをかけないと一部の電子音で音の高さが低く音の変化も平坦になってしまっているように感じるような音になっていました。
エージングを1〜2回かければ気にならない程度に改善したので気になる方は通常のエージングのほかそちらもかけてみてください。
低音の迫力はかなりあって重さもアタックもかなり強めです。80年代〜00年代前半ぐらいの懐かしいJ-POP、ロック系が合いやすいと思います。もちろんそれ以外も楽しめますが、若干ボーカルを隠す感じがあるのでHipHop系は曲によっては微妙かも。
全体としては低音好みの人にはピッタリハマるバランスかなと思います。おすすめな使い方は、通勤通学中など騒音がそこそこある中で音楽を楽しんだり、リズムで気分を上げて頑張ろうって時に使うのがおすすめ。
ハイレゾ音源をしっかり楽しむのであればTE-J1の方がおすすめですね。
イヤーピースによる違い
TE-W1のイヤーピースは背の高いTallタイプと背の低いShortタイプが付属しています。
装着感としてはTallタイプはしっかりと耳を塞いで安定感がしっかりするのに対して、Shortタイプは軽い付け心地になっています。多少安定感が落ちる感じはありますが、イヤホン本体の形状で安定感が十分あるのでそれほど気にならないと思います。
どちらを使うかはもちろん耳に合う方を使うのがいいとは思うのですが、音も変わってくるはずなので比べてみました。
最初から装着されているTallタイプに比べてShortタイプでは低音の抜けがよくなって中高音域が聴きやすくなります。あくまでバランスなので高音域の伸びが改善するわけではないのですが。
ちょっと低音がボーカルに被りすぎだなって思ったら試してみるといいかも。
ただ、その代わりというかTallタイプに比べて全体の音の定位感はぼやけてしまいます。特に低音域は頭全体に響くような音になるのでどこから鳴っているかが少し認識にくくなります。
しばらく両方交換しながら使ってみたのですが、外出中はTallタイプの方がいいかな。多少騒音があっても低音がしっかりしてるので音楽を楽しみやすいですし、しっかり耳を塞ぐので遮音性が高くて電車の中でもShortより気にならないです。
逆にShortは付け心地も軽く、Tallタイプのようにねじ込むような装着をしなくても安定しやすいので、リラックスして聴くときや、騒音が少ない屋内での利用が適してるように思いました。
最初はShortおすすめかなと思ったのですけどね。外で実際に使ってみたらちょっと違うなって思っちゃいました。
気になる方、購入を検討してる方の参考になれば嬉しいです。
よろしければ感想等コメント残してもらえるととても励みになります。気が向いたらで結構ですので。
ご購入を考えの方はこちらから購入してくれると嬉しいです😆
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