VELVET BLACKの小型TWS向けイヤーピース

WHITEのエンボスを見ようとしてアップした写真。判別不能……。

こちらはBLACKの写真

VELVET WHITEはBLACKと同じくサラサラな触り心地と汚れのつきにくさが特徴ですが、軸がイヤーピースの高さに対して半分程度しかなく、ANIMAのANW01やSoundpeats MiniシリーズといったコンパクトなTWS向けのイヤーピースとなっています。「for TWS」と、TWS向けをアピールはしてますがBLACKの方が相性のいいものもありますので、お使いのTWS付属のイヤーピースの軸の長さを見てどっちを使った方がいいか選ぶといいかも。

VELVET WHITEについてはこちらで詳細なサイズなどを記事にしていますのでよければ読んでみてください。
DIVINUS VELVET WHITE / ANW01でも使える安定感重視イヤーピース

TE-W1の最初の記事も興味あれば読んでもらえるとさらに嬉しいです
AVIOT TE-W1 / 重低音ながら中高音域もしっかりしたバランスのTWS

付属イヤーピースと比較

イヤーピース比較

付属のイヤーピースとVELVETのどちらもMサイズを選んでいます。

サイズ,VELVET(M),付属(M) 外径,12.4,12.4 内径,5.0,4.5 高さ,7.6,6.5 軸長,4.6,4.6 厚さ,0.5,0.5 ※手元での実測サイズとなりますので、公称サイズとは違う可能性があります。

ぱっと見VELVETは少し背が高いのですが、実は装着したときの高さの目安になる軸長（中心の軸の長さ）は付属のものと同じなんですよね。
つまり、これをつけても実質的な高さは変わらないのでケースの収納の心配もないし、サイズも同じようなサイズで選ぶことができます。

装着時比較

装着して並べてみて気づいたのですが、付属は黒のスモークという感じの色で、VELVETは白のスモークって感じの色なんですよね。なんかどちらも格好いいな。
台形な形状の付属品と比べると丸みを帯びてるVELVETはちょっとだけ可愛さもある気もします。

収納

TE-W1を使う上で問題になりやすい収納。
VELVET for TWSはTWS向けというだけあって問題ないですね。ケースに入れてもイヤーピースがギリギリケースと干渉しない位置で固定されます。
蓋もしっかり閉まるので、こちらの使い勝手が気に入ったら常用することもできますよね。

比較レビュー

使用感比較

サラスベした感触のために抵抗感なく耳にフィットしてくれます

基本的には同じサイズ表記のもので違和感なく使えると思いますが、1サイズ上でも抵抗が少ないので一瞬そのほうがいいかもと思うかもしれませんが、圧迫自体はされてるので数分から十数分ほど使ってみて耳がいなくならないか確認したうえでサイズを選ぶといいかも。

定位感比較

感じる定位感としては少し横が狭くなって耳に近い位置での音を感じます。

なんとなく音場も狭く感じる？って思ったのですが、どうも聴いていると狭くなったというより音場が楕円形から円形になったような均一な距離感にも感じられました。そのためか音の移動がとても滑らかに動く感じがします。顔の周りをぐるぐる回るような音の移動がより細かく感じられて、まるで画面のフレームレートが上がったかのような滑らかさを感じました。

音質比較

基本的には低音域がかなり強化されて力強い重低音が顔の中を響かせるような感覚があります。低音に迫力あるTE-W1の特徴をより出してくれていますね。

それならば高音域がその分削られるのかと思いきや、そんなこともなくむしろ高い音がわずかに伸びやすくなっていて、迫力の増した低音の中でもきちんと存在感を出せる高音域になっています。

高音域が特徴なイヤホンと比べたら当然伸びは及ばないですが、TE-W1の方向性を考えるとなかなかいいバランスをとっているイヤーピースかなと思います。

標準イヤーピースの音から気分を変えたい時におすすめしたいかも。

気になる方、購入を検討してる方の参考になれば嬉しいです。
よろしければ感想等コメント残してもらえるととても励みになります。気が向いたらで結構ですので。